特許出願
皆様、
2025年1月にリリースをした「つみきーずのつみき」ですが、このたび、「つみきーずのつみき」における《カタチの一致》と《双葉のマーク》の仕組みについて、特許を出願しました。
(特願2025-65939)
私たちは、昔からある「つみき」というシンプルで自由度の高い玩具に、遊びを通じて自然と“学び”が生まれる仕組みを取り入れたいと考えてきました。その中でこのつみきーずのつみきで大切にしたのが、「カタチの一致」と「双葉のマーク」です。
「どのカタチが合うかな?」「このピースはどう向けたら一致するかな?」──こうした“問いかけ”を、子ども自身がごく自然に体験できるようにしたいという思いから、あえて直方体・立方体・三角柱の“3つだけ”につみきの形を絞り、さらにその比率に着目をしました。たとえば、三角柱2つで立方体1つと同じ大きさになる。また立方体2つが直方体2つの大きさと同じになる。ピース同士が“ぴたりと合う”構造に設計をしています。こうした仕組みによって、子どもは遊びの中で「一致するカタチ」を探し、見つけ、創造していきます。それは、空間認識、論理的思考、探求心といった非認知能力の育成に繋がるプロセスそのものです。
さらに、今回の特許のもう一つのポイントである《双葉のマーク》は、すべてのピースに“点対称ではない”マークを付けることで、つみきに上下左右や表裏といった「向き」の意味をもたせることです。正面と裏面を意識する。上下が逆だと合わないことに気づく。ほんの小さな気づきの積み重ねが、感性に刺激を与え、集中力や観察力を自然と引き出してくれます。
私たちは、子どもの自主性に寄り添い、自由に手を動かしながら遊ぶ。 自ら問い、確かめ、できた!を感じる。その瞬間を大切にしています。
つみきだからこそ、自由と創造性を妨げず、そっと“考えるきっかけ”を添えられる。これからも、そんな「遊びの中の学び」をどんどんかたちにしていきます。
これからも「つみきーずのつみき」の成長を応援して頂けると嬉しいです。
